2018年02月18日

Trade Me

 荷物を減らそうとがんばっていたけれど、日本から便利な道具や衣類、本などをたくさん買って送ってきた。それらはもちろん今後使っていくので、増えることは仕方がないのだけれど、その分、使わないものや小さくなった服などは早く処分する必要が出てきた。
 衣類は、あちこちのセカンドハンドショップの外にある、大きな回収ボックスに入れれば片付く。本も古本市用に回収している団体があり、ちょうどお茶会のメンバーがロータリークラブの会長さんなので、大きなダンボールに一箱入れて彼女に託した。日本語の児童書や教科書もあるのだが、これらはただ古本市に寄付するよりも、必要としている人がいれば、ピンポイントで差し上げたいところでもあるので、まだ持っていってはいない。

 そうした、場所は取るけれど、一つ一つは小さいものはいざとなればどうにかなるのだが、少し大きめの家具や電気製品などにようやく取り掛かることにした。今までは買い手としてしか利用したことのないTrade Meについに、売り手として参加することにした。気になっていたのは、売買が成立したときに、Trade Meに支払う手数料はどのように支払うことになるのか、ということだったが、以前これを利用して引越荷物をいろいろと売った友人に教えてもらいながら、どうにか初めての出品をした。
 写真のアップロードや、値段設定などは比較的単純で、一番厄介なのはやはり商品説明だ。同じような品物の、他の人の記載を参考にしたり、価格設定をするのに市場調査をしたりもした。持っていてもただゴミになってしまうだけなので、元手を取り戻すというようなつもりはさらさら無く、かなり安く設定している。
 何人の人が閲覧したか、とか、チェックを入れた人数などが見えるのだが、けっこうな人が見ていることにおどろく。なにしろ人口の少ない国で、品物によってはそれほどニーズなどあるのか、と思うようなものもあるのに、こんなにも大勢の人が日々検索しているのかと思うと、Trade Meの浸透具合は半端ではない。

 早速チャイルドシートに買い手がつき、連絡を取り合って、家まで取りに来てもらった。4ドルだったのだけれど、持ち合わせがないからと5ドルを置いていった。大体要領が分かったので、天気の良い週末を利用して、大きな家具や道具のほこりをとって写真をとることが出来た。一番大きなのはパイプベッドで、当時15ドルでやはりTrade Meで買ったものだ。自分で処分場に持っていくことも出来ないので、たとえタダでもいいから家から搬出してもらいたいというところだ。
 売買が成立すると、大抵すぐにメールやケータイ番号を知らせてくるものなのだが、みんな特に抵抗もなく教え合うし、住所も知らせてくるので気楽だ。今回チャイルドシートを競り落とした女性も、BMWに乗っているような、言ってみればリッチな人なのだが、こうして手軽にセカンドハンドを利用する習慣があるのはよいことだなと思う。

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天気の良い夕方の空模様は、乳国にあって見ごたえの
あるものの一つ。

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事件簿・・末っ子が友人家族に連れられてのドライブ中、
目の前のダンプが突然蛇行して、横転。巻き込まれずに
済んでよかった・・。運転士も無事だったのだけど、日本
なら、ご迷惑おかけしました、とでも言いそうなシチュエーション
で、助かってラッキーみたいなインタビューを受けていて
若干のカルチャーショック・・。
このダンプを起こしたとき、勢い余って、一度反対側に
倒れるというおまけまでニュースになっていて^^;

おまけです^^;
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posted by ふにゃこ at 09:33| Comment(0) | 生活編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月11日

安心・安全

 世界はなんだかどこもきな臭い昨今だ。中東での戦闘状態は、多少落ち着いているように見えたり、すぐまたくすぶったり、しかもそれは聞こえてくる範囲で、見えないところではもっといろいろと起きているのだろう・・。
乳国にいると、あちこちの国々からいろいろな事情で移民してきた人たちに出会う。それぞれが個人的な事情をかかえているわけだけれど、自分の国をあきらめなくてはならず、だからこそ乳国に希望を求めてやってきたという、ちょっと日本人からすると、移民というよりは難民か、という切迫感を感じさせる人もけっこういて、ときどきびっくりする。
 日本でも、国の先行きが心配、とか、閉塞感を感じる人は少なくないかもしれないけれど、でも、そんな国々から来た人たちの話を聞いていると、何かレベルが桁違いな気がする。

 日本でポルトガル語を教えてくれた、ブラジル人のOさんは、ブラジルの惨状を話してくれたものだった。Oさんは、東北大震災のときに、日本で暴動が起きなかったことにブラジル人はみんなおどろいている、と言った。混乱があるときにはいつも、暴動が起きて店が破壊されたりするのだという。家の周りには動物園の檻のような柵がめぐらされ、塀の上には強盗がよじ登れないような鋭いものをつけておく必要があるらしい。
 ベネズエラやエクアドルなどでは、公共施設が稼働しているのが不思議な気がするほどのようだし、コロンビアやアルゼンチンなどからの人たちも、望郷の思いはあっても、でもやっぱり危ないんだよ、という。
 ヨーロッパなら安全なのかと言えば、ベルギーやフランスでもいつもテロへの警戒が厳重のようだし、娘がいるドイツ人が、娘の安全のために乳国に来た、と言うほどだ。ろう者団体のSueさんは家族で南アから移民してきたのだが、高齢のお母さんが南アに残っている。昔はもっと安全で、マンデラのころはみんなが一緒に仕事をする、という雰囲気もあって、全体的に安心感があったのだという。次の大統領もまずまずでよかったのだが、今の大統領になってからというもの、アフリカにありがちな富の独占や政治家の腐敗がひどく、行政も仕事をしなくなってしまっているそうだ。そうなると大きな街は荒廃してしまい、犯罪も多くなり、ブラジルのように家を檻で囲うような状況になっているのだそうだ。そんな世界から来れば、乳国に住めることはとてもラッキーで、安全だし、みんなで協力して暮らせてうれしい、とSueさんは力説する。
 フィリピンやスリランカから移民してくる人たちも、気迫の違いを感じさせることがある。同じだけ働けばもっとお金になる、という事情もあるかも知れないし、何よりも同じだけ働いた結果得られる生活の豊かさが違うのだろうと思う。

 日本に帰ったとき、都会にありがちな危険だとか、うわさに聞いていた公共の場での他人とのトラブルなどには少々警戒をしていた。だが、夜でも女性が独り歩き出来、こどもが一人で街へ買い物に行け、町中をぶらついても、交通事故以外に気をつけることがない、という、ここまでの安心感・安全感は、乳国と言えどもどこにでもあるとは言えない。もちろん、人情というような別のカテゴリーとしては、日本もある地域では世知辛いな、とも感じ、乳国もなかなか篤いところもあるのだが、事が起きたときに、公共サービスをどれくらい信頼できるか、ということになるとやはり日本に軍配が上がると思うことも多かった。
 最近ではキウイの中高年のアジア旅行が盛んで、知り合いも何人か、日本や中国、韓国、タイなどを旅行してきたのだが、みんなが口を揃えていうのが、日本はクリーンでセーフだ、ということだ。
 安心・安全、ということについて、改めていろいろと考えるようになった。

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あぁついにこの日が・・・
末っ子の初登校。がんばれー

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年末に行き損なったハミルトンガーデンズへ
3人で。いろいろな国をテーマにした庭のある
公園、みたいな。なんでも高いこの国で入場料
無料というのがすごい。
多国籍メンバーで行くと、互いにいろいろと
知っていることがちがって面白いです。

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天気もほどよく晴れて、暑すぎもせず。
おしゃべりが止まらない・・

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なんという植物だったかなー。これを家庭菜園の
そばに植えると、蝶がこれに来るので、野菜が
守られるのだとか。これ自体も食べられます。

これもおそばに^^;
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posted by ふにゃこ at 13:12| Comment(0) | まじめな話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月04日

ご縁

 一時帰国中に、群馬県まで行って合気道の稽古をつけていただく機会を得た。何年も前に、タウランガへたまたま来ていたワーホリさんと道場で知り合った。ワーホリさんと出会うことたまにあるけれど、このワーホリさんはその後、道場長の先生のところでエクスチェンジをしたり、何度も一緒にいろいろと過ごす機会があって、帰国後もずっとお付き合いがあった。
 そしてこれもまた偶然に、一昨年の秋に、ワーホリさんの地元で合気道の国際大会が開かれ、我が道場からも、乳国の他の道場からも大勢の人が出かけて行った。そのときに、3年間帰国していなかった長女も帰国する良い機会でもあったので、大きなおじさんたちにお願いして成田まで一緒に行ってもらったのだった。
 日本についてからは、一応別行動だったのだが、ワーホリさんのつてで地元の道場でみんなで稽古をつけていただいた。さらに長女は、地元の観光にもいろいろと連れて行っていただいたり、家に泊めていただいたり、とすっかりお世話になったのだ。

 それで今回の帰国では、ぜひとも都合をつけてこの道場に、というよりは、とある先生に教えを請いたいと切望していたのだった。そこでワーホリさんにいろいろと尽力していただいて、なんと2日に渡って稽古を受けられるよう手配をしてもらえたのだ。
 初日は公営の道場で、タウランガの道場の倍ほどもあり、先生を含めた4人で利用するにはあまりに広かった。先生はざっくばらんに稽古をスタートされ、細かなところなどはいちいち指摘なさらず、いくつかのコツを伝授してくださった。自分では、できるだけ力を抜くようにしてきたつもりでいたのだが、先生の力の入らなさは衝撃的で、そこから重さを加えるらしいところは新しく、しかし短い時間では(それでも2時間みっちり)ぼんやりとしかつかむことができなかった。
 型そのものをコピーすることは、動きに慣れてくればそれほど難しいことではないとも思うのだが、コピーはあくまでも劣化コピーで、中身が決定的に欠けている。同じ形をしていたとしても、たとえば重さやバランス、力の方向など、目に見えないところはコピーのしようがない。繰り返していく中で、徐々にそういう要素を獲得していくプロセスが必要なのだろうと思う。およそ「〜道」と呼ぶものは大抵そうで、まず形から入り、ひたすらコピーを続け、試行錯誤しながら考えていくうちに、最終的に原本に近づいていくことで獲得していくものだと思っている。ただ、これまでコピーしてきた形そのものは、そう大きな間違いでもなさそうだというところには一安心でもあった。
 1度や2度の稽古でそうした深いところを理解できるほど、自分のレベルが高いわけではないので、いくつかの課題を持ち帰ってきた。道場の先輩たちも、何か習ってきたらしい、と興味を持って、相手をしてくれるのだが、こちらもまだ当分訓練が必要な状態なので、すぐには応えることができない。かなりストイックに合気道に取り組み始めた初段の青年がいるのだけれど、彼の合気道も最近、ずいぶんと力が抜けてきていて、何を目指したいのかという質問に、当分は力を抜く練習をしたい、と答えると、興味を持って相手をしてくれた。
 また、今回は、合気道のキャリアもレベルも、なんと実年齢もほぼ同じという、合気道仲間と知り合うことができたことも何か強い縁を感じずにはいられなかったのだが、聴覚型な合気道談義を日本語でできるという機会に恵まれることにもなったのだった。
 T先生とNちゃん、そしてNちゃんのご家族には本当にお世話になりました!

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あれよあれよという間に2時間が経ってしまいました。

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上野三碑めぐり。石碑、ふぅん・・とスタート
しましたが、なかなかじわじわ来て、古代ロマンに
どっぷりはまりました。

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埴輪の焼き場に行き、古墳もめぐり、すっかり
「古墳にコーフン協会」に入った気分に^^; 
どちらかというと埴輪にはまったかな・・・

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歴史博物館も充実群馬。リアルドラクエのむら的な
ジオラマに萌え。

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県立博物館の特設展、昭和グッズをついでに楽しむ。
ちょっと古めですが、知らないわけではなく、懐かしさ
いっぱい^^;

名所にありますよね、スタンプ^^;
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posted by ふにゃこ at 04:40| Comment(0) | 学習編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月28日

断捨離のはず

 母国からはたくさんの食材やサプリメントを持ち帰ってきた。利用した航空会社では、一人2つまでスーツケースが持ち込めたので、できるだけたくさんのものを詰め込んだ。一度詰め込んでから、空港では食べ物をチェックされる可能性が高いと聞いたので、重量を考えてあちこちに分散してパッキングしたものを一度ほどいて、税関チェックに備えた。何をどれくらい入れたのかをメモして、2つのスーツケースに集中させた。
 帰日したときには、チーズやはちみつ、粉ミルク、バターなどを持ってきたのだが、こうしたものは液体としてカウントされるものも多く、実際それほどたくさん詰め込まなくても、ずっしりと重たかった。離日するときには、本やノート類もたくさん入れたのだが、これらは液体類に比べると意外に軽かった。むしろボリュームが膨れ上がって、いくつか諦めて置いてきたものも出てしまったほどだ。
 ともあれ、覚悟していたのだが、オークランド空港ではきちんと申告したにも関わらず、X線検査だけであっさりと通り抜けさせてもらえたので、拍子抜けしてしまった。

 食材などは食べてしまえばいずれなくなるし、衣類もこの先当分こちらで買わずに済ませるためにも、体型と気候にあったものを買ってきただけなのだと割り切ってはいるものの、少し家財を減らそうとシフトチェンジをし始めた矢先だったので、多少空いたところにまたぎっしりと荷物が入ってしまったのは、良かったような困ったような、ではある。

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刺激の少ない生活をしているので、博物館的なものに
行きたかったのです。滞在先の近くにあった、極地
研究所。なんと無料の博物館も隣接していました。

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実際に昭和基地で活躍した古い雪上車に入れます。
入り口で、タロとジロの話を熱く語ってくれたおじさんが
実は所長さんだった、と最後に分かりました^^;

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日本といえばやっぱりこれですよねぇ。こんな便利な
ものをどうしてコピーしないのかなー^^;

やっぱりこれですよね^^;
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posted by ふにゃこ at 13:22| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月21日

善し悪し

 実に日本に帰ったのは五年ぶりだった。日本のニュースは毎日チェックしていたので、そう大きく変わったという印象はなかった。いやむしろ、年々車が増え、いつも新しい宅地が広がり、品揃えがどんどん華やかになっていく、伸び盛りなタウランガに慣れていたので、5年前とちっとも変わっていない町並みが印象的ですらあった。見た目に変わったと感じたのは、黒っぽい服装が増えたこと、若い女性のメイクが濃くなったこと、新しい車種が加わっていたことくらいだった。
 日本の便利グッズを買い込みたいとも思っていたので、無印やニトリ、東急ハンズなど、その筋の店を足を棒にしてまわったが、各店がそれぞれ工夫して多様な商品を増やしたあげく、似たり寄ったりな展開になってしまっているように感じられた。ユニクロとH&Mだの、トップバリュだのも同様だ。とはいえ、どこへ行っても、はるかに安い料金で高品質の品物が手に入る環境はありがたいの一言に尽きる。日本の方が優れている、という優越感ではない。むしろ、高いお金を払ってもなお、品質の良くないものしか手に入らないとか、そもそも売られていない、という状況があることが不公平ではないか、とさえ思う。
 有名な観光地が外国人ばかりになっているというのは聞いていた通りで、特に京都などは外国人が圧倒的多数で、落ち着いた観光ができる雰囲気ではなくなっていた。それだけに経済効果は相当なものだろうから、マイナスばかりとは言えないが、この波が多少落ち着くまでは出歩かないのも賢明なのかも知れない。
 日本の中学生はなんだか無闇に忙しそうで、大半の子が塾に通い、早くから受験態勢に入らなくてはならないようだった。乳国の学校は(教師による差は大きいけれど)ゆとり教育まっしぐらで、若いうちに知っておくべきことも学ばずに大学や社会へ出てしまうことを心配するレベルだと思っているのだが、だからと言って、そんなにも受験勉強の訓練ばかりしていては、必要な体験が出来ないのでは、と思わずにはいられなかった。
 いろいろな両極端を見ることが出来て、ある種の覚悟が出来たと思う。

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夜行バス網のすごいこと・・・

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東大寺の模型。1500年という時間を理解できる
ようになって、素直にすごいと思いました。

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奈良のゲストハウス。とても快適でした。
お勧め!

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ほとんど人のいない唐招提寺。夕方だった
からかなぁ? 渋いです。

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平等院。美しい・・。素直に感動しました。

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posted by ふにゃこ at 21:57| Comment(4) | まじめな話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする